221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 黄泉蛙

おばあちゃんのおじさん

土曜日は鎌倉霊園までお墓参りに行く。家族そろってなんて何年ぶりだ? 家族での移動(メシを喰うとかは別にして)はホントに久しぶり。
ちなみに写真は宇垣一成の墓。親族ではあるけれど今回のお墓参りとはまったく関係ないのであしからず。
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「そういやお墓参りにしばらく行ってないなぁ」と思い、「夏はいつ行くの?」と聞いたら、どうやら行けそうな感じ。兄貴もちょうど休み。じゃあ行きましょう。
昨日書いた“yo1沈没事件at自宅前”はその道中で聞いた話。
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朝09:00にしゅっぱーつ。まずは東池袋の顕真寺まで。いつもお世話になっているお寺さんです。
住職がいなかったので副住職と「正信偈」を唱える。ちなみに住職のことを221家では「小沢一郎」と呼んでいる。激似。
ちなみに「正信偈」というのは「正信念仏偈」の略で、親鸞が書いた『教行信証』の行の巻の末尾に収められている。弥陀のこころと釈迦のすすめを讃える内容であーる。
うん、いまサイトから引っ張ってきた。カンニング
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そしていざ鎌倉。
さいころからあまり車酔いをしなかったぼくは、年に数回のこのロングドライブが楽しみだったのです。
第三京浜から保土ヶ谷を抜け、横浜・横須賀道路の朝比奈インターでおりる。おりゅりゅ。
霊園の前の道がすんげえワインディングで、地面には思ったとおりのブラックマーク。頭文字D的な“山遊び”をしている若者たちがまだいるのだなあ、とおじさんは遠い目をしてしまうよ。
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無事到着。
西武グループ、堤家の墓を山の上に見上げつつ、水を汲み、墓石を洗い、草をむしる。
ふと思った疑問。
亡くなる人がいれば、それにつれてお墓が増えていくのはわかる。逆に、減る、つまりお墓がなくなることはあるのかな、と。
そりゃあるだろ、とはお袋の弁。
亡くなった人を弔う親族・縁者がいなくなっては無縁仏に入るしかないわけで。そうなったらお墓は撤去(っていうのかな?)するしかないだろ、と。
なるほどね。言われてみればその通り。
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「無縁坂」はさだまさしだったか、グレープ時代だったか……。
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帰り道中、お墓参りにいくたびに行っていた川崎大師そばの焼肉屋さんへ行くことに。
それまで心なしか無口だった全員がとたんにはしゃぎだし(特にikk)、
「お店の名前なんだっけ?」
「たしか看板が出てたような……」
「高速の下だったよね!」
「にくっ!!」
とまあ狂喜乱舞。
無事発見。無事ウェルダン。やっぱりにくだ、にく。この世はにくでできている。
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おりしもラジオでは高校野球の決勝戦。最後のバッターが空振り三振に倒れゲームセット。おめでとう駒大苫小牧。お袋と兄貴が爆睡してて本当にスマン。
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そんなこんなで先祖にご挨拶の土曜日でした。
もうすぐ会いに行くから待っとけ。 (20/Aug/2005)