当然の如くに

- 作者: 内田春菊
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1996/10/01
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 1,074回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
養父が娘を犯し、その幇助をする実母。養父側に立ち、温かく見守っているもんだから言葉が出ないよ。
娘は15歳で妊娠をする。相手は中学校の同級生だったが、それを知った養父が「突いておろしてやる」と言って、夜毎娘を犯す。
キ○ガイだ。

著者が持ち続けた第三者的な視点が、最後、家を脱出するところでようやく一人称になる、ような気がした。
