221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 お梅に献杯

輪違屋糸里 下浅田 次郎 『輪違屋糸里 (下)』
上巻に比べると疾走感は多少増した、でもまだ遅いなぁ。
女性の視点から見た新撰組、芹沢暗殺事件の裏側、結局主人公は女性なんだよね。輪違屋の糸里は土方、そして新撰組を利用して上りつめた、と。
NHK大河の新撰組のメンバーを想像しながら読むと、三谷幸喜はコレを参考にしたんじゃないかってぐらい個々のキャラが調和。
上梓が2004年5月なんでそんなわけはないんだが、永倉新八斎藤一(ぐっさんとオダギリジョー)はヒットだと思います。
ところで、新撰組の“正史”はどれを読めばいいんだ?