221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

 天神

輪違屋糸里 上浅田 次郎 『輪違屋糸里 (上)』
一般的に広く知られている新撰組の話を別角度からご提供。一人ひとりの独白部分に浅田次郎らしさが見える。彼、よく使うよね、この手法。
まだ上巻しか読んでないからね、そこまでの感想ね。
芹沢鴨はたしかに乱暴者。酔っ払うし、暴力ふるうし、人も斬っちゃう。でも、それは実は打算に基づく行動だったり、そうでなかったり。
いまのところ近藤勇の影が非常に薄い。そして土方歳三は狂気の人なのか? うーむ。
全体的にだるみ感があるねぇ。一気に読めない。途中途中で引っかかるんだよな。なんでかな。『ダヴィンチ・コード』に比べて登場人物が多いからかな。まさかそれだけじゃあるまいに。
いずれにしても下巻に期待。スピードアップを賜りたく候。