2005-04-11 親父の名前は熊 impressions 宮本 輝 『流転の海』 戦後間もなくの日本。焦土からの復活を予期させる大阪が舞台。オトコなら是非ご一読を。 “破天荒”という言葉がよく似合う、主人公の熊吾。彼に子供が生まれたことから始まる壮大な大河小説です。僕の中ではね。 怒りっぽくて騙されやすく、人をすぐ信じ、女を自分のモノにしようとする。そんなオトコは今すぐ読み、モチベーションでも上げておきなさい。 男子が持つべき魅力を代弁してくれている、よ。