221kgの海と空

221kgは世界中の海と空で生息中です。でっかい世界のちっさな地図収集家。

頭脳系図

仄暗い水の底から (角川ホラー文庫)鈴木光司仄暗い水の底から
鈴木光司のスゴイところは活字で怖さをビンビンに伝えてくるところ。頭の中のイメージが映像を作りだした日にはもう大変ですよ。最高に怖い、しかし面白いから困りもの。『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』を読んだのはかなり前の話。そしてとっても怖がった自分をとってもよく覚えているのです。ちなみに『リング』はもともとCXの深夜で高橋克典主演のテレビドラマとしてやっていたんだよね。でそのあと映画化やらゴールデンの時間帯でドラマ化されて……。僕の鑑賞歴は、高橋克典リング→小説→映画リング(松島奈々子)という変遷。やっぱり一番怖かったのは、、、小説だなぁ。
『仄暗い〜』が短編集だったのを実は知らなかった。映画は怖そうでとても観る気になれんな。きっと本著に収録されている「浮遊する水」を元にしてるんだろうけど、メチャメチャ怖かったっす。マンション、臨海、屋上はしばらくの間NGワードで。