次の日にDANNY'ｓをもう一度訪れると、「ちょうどふたり出たから入れるぞ」という子供をかかえたスコット（バッパーの親父２）。
荷物を置いてざっとバッパーを見てまわる。そこにいるのは仕事（ピッキング）のために滞在している人がほとんど。夕方になってからはドロドロに汚れた人たちがぞろぞろと帰ってくる。
何人かの日本人と話をし、どんな仕事があるのか、どんな街か、食事その他はどうしているか等をヒアリング。「ズッキーニはキツイ」らしい。「エッグプラント（ナス）はキツイ」らしい。「カプシカム（ピーマン）はキツイ」らしい。へぇ〜、全部キツイんだ……って、おいっ！
AYRについたあとの２日間は仕事がなかったので、食材を買いこんだり、友達を増やしたり、酒を飲んだりして待機。
「仕事が入ったら前の日の晩に教える」とグレン（バッパーの親父３。後頭部に蜘蛛の入墨アリ）に言われていたので寝ていた３日目の朝。AM５時ぐらいに突然部屋をノックされ「仕事だ。クルマに乗れ」というお達し。いきなりかコノヤロウ。(10/Jul/2002)
